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広く猛烈な暑さ 午後は雷雨に警戒

広がる猛烈な暑さ――午後は雷雨の「急変」に要注意

今日は、広い範囲で厳しい暑さとなり、午後は山沿いや内陸を中心に発達した雨雲がかかって雷雨に変わるおそれがあります。朝は晴れていても、昼過ぎからは空模様が一変し、落雷や激しい雨、突風、ひょうなどを伴うケースもあります。体調管理と同時に、天気の急変への備えを「先手」で整えましょう。

きょうのポイント概観

  • 気温は広く高く、体感は湿度の影響でさらに厳しくなる見込み
  • 午後は入道雲の発達により局地的な雷雨の可能性
  • 短時間に道路が冠水するほどの雨、突風・落雷に注意

猛暑対策:体を守る「基本」を丁寧に

  • 水分・電解質補給:喉の渇きを待たず、こまめに水分を。大量の発汗時は経口補水液やスポーツドリンクを適切に活用。
  • 塩分のとり方:食事での塩分・ミネラル補給を心がけ、サプリ・タブレットは表示に沿って適量を。
  • 避けたい行動:起床直後や入浴後、就寝前は脱水リスクが高め。アルコール・カフェインは利尿作用に注意。
  • 衣類・装備:通気性のよい服、つばの広い帽子、日傘、冷感タオル・保冷剤を携行。
  • 住まいの熱対策:エアコンはためらわず使用。すだれ・遮光カーテンで日射をカットし、扇風機を併用。就寝前に寝室を先に冷やすと睡眠の質が向上。
  • スケジュール調整:高温時は屋外運動・作業を無理に行わず、こまめな休憩と冷却を徹底。WBGT(暑さ指数)を参考に運動量を調整。
  • 見守り:乳幼児・高齢者・持病のある方・屋外労働者・ペットは特に配慮を。車内放置は絶対にしない。

午後の雷雨に備える:空と風のサインを読む

次のサインが出たら、雷雨接近の合図です。屋内退避や予定変更を検討しましょう。

  • モクモクと背の高い入道雲(積乱雲)が近づく
  • 急に日差しが弱くなり、冷たい風が吹き出す
  • 遠くでゴロゴロと雷鳴が聞こえる

気象レーダー・雷情報・危険度分布など、公式の防災アプリや気象庁の雨雲レーダーの「ナウキャスト」をこまめに確認し、現在地だけでなく進行方向上流の雲の動きもチェックを。

落雷・突風から命を守る行動

  • 30/30ルール:稲妻が見えてから雷鳴まで30秒以内なら、雷雲が近いサイン。屋内・車内へ。雷鳴が聞こえた後は30分は外に出ない。
  • 安全な場所:鉄筋コンクリートの建物や自動車内(窓を閉める)。軒先・樹木の下・テント・簡易な東屋は不十分。
  • 危険な行為:開けた広場や水辺での活動、釣り竿・金属製の傘を掲げる、スマホの充電ケーブルを繋いだままの操作など。
  • 屋内の注意:コンセントからの雷サージで機器が故障するおそれ。雷雲接近時は不要な電源アダプタを外す、サージ対策タップを活用。

短時間豪雨と都市型水害への目配り

  • 道路冠水:マンホール周辺やアンダーパスは短時間で冠水しやすい。車両の進入は危険。
  • 徒歩の移動:膝下までの水深でも転倒リスク。溝・側溝の蓋が外れている可能性に注意。
  • 通学・通勤:迂回ルートを事前に検討。子どものお迎えは無理をせず安全第一で。

暮らしを守る小さな備え

  • 持ち物:折りたたみ傘では強雨に耐えにくいことも。レインジャケット、撥水シューズ、タオル、ポリ袋、モバイルバッテリーを。
  • 食事・衛生:高温下は食中毒のリスク増。調理後は早めに食べ、常温放置を避ける。
  • 住まいの排水:ベランダの排水口の詰まりを点検。外干しの洗濯物は雨雲接近前に取り込む。

今日の「先手」アクション3つ

  1. 午前中のうちに用事と買い物を済ませ、午後は無理をしない。
  2. 経口補水液・保冷剤・雨具をバッグにセット。スマホの防災アプリで雨雲・雷通知をON。
  3. 帰宅後すぐ涼めるよう、室内の風の通り道・エアコン設定を確認。

空の変化と体の声に素直に従うことが、暑さと雷雨の一日を安全に乗り切る最善策です。自分と大切な人を守るため、できることから一つずつ整えていきましょう。

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