原宿に誕生した注目のスイーツスポット：中国発「ラブブ」、その魅力とは？
東京・原宿といえば、若者文化やトレンドの最先端を行く街として国内外から注目を集めるエリアです。可愛らしいカフェや最先端のファッション店が並び、週末になればたくさんの人でにぎわいます。そんな原宿に、最近新たな注目スポットが登場しました。それが中国発のスイーツブランド「ラブブ」です。
「ラブブ（LABUBU）」は、甘くて可愛らしいスイーツで原宿の若者を魅了し、オープン初日から多くの人が列を作るという異例の人気を見せています。今回は、そんな話題の「ラブブ」について、そのブランド背景や人気の理由、実際の店舗の様子とスイーツの魅力をご紹介します。
「ラブブ」とは何か？
「ラブブ（LABUBU）」は、中国で人気を集めているIP（知的財産）から派生したキャラクターで、独自の世界観とデザイン性の高さが特徴です。「The Monsters」と呼ばれるシリーズに登場するキャラクターで、特にラブブは大きな目と愛くるしい表情が特徴のモンスター。その独特な見た目とポップでキャッチーなビジュアルから、若者やZ世代を中心に高い支持を集めています。
その人気ぶりから、グッズやアパレルだけでなく、スイーツブランドとしても展開されるようになり、ついに日本初上陸として東京・原宿に店舗ができました。
原宿にラブブがやってきた！
「ラブブ」原宿店は、観光客や若者たちが行き交う人気の竹下通り沿いにオープン。ポップな外観とラブブのキャラクターを主役にしたデザインが目を引く店舗です。ウィンドウには可愛らしいデコレーションが施され、写真を撮る人々でにぎわっています。
中に入ると、そこはまるでテーマパークのような空間。鮮やかな色彩とラブブの世界観を活かした内装が施され、まさに「映える」ことを意識したデザインで統一されています。こうした店舗作りは、SNS世代の来店者たちの心をしっかりとつかみ、写真や動画でシェアされることで話題がさらに広がっています。
スイーツの魅力
ラブブの店舗では、キャラクターをモチーフにしたキュートなスイーツやドリンクを楽しむことができます。中でも人気なのが、ラブブの顔をかたどったムースケーキやフルーツをふんだんに使ったパフェ、カラフルなドリンクなどです。味の美味しさだけでなく、見た目の可愛らしさに強くこだわっており、どれもフォトジェニック。
「ただ食べるだけ」ではなく、「体験するスイーツ」というコンセプトが、その場の楽しさをよりいっそう引き立てています。来店者も、手に取ったスイーツをその場で写真に収めるだけでなく、友人と一緒にその体験を楽しむことで「思い出」として消費しているようです。
異文化交流の場としての可能性
「ラブブ」は元々中国発のキャラクターですが、日本の文化にも溶け込みながら新たな価値を提供している好例です。ラブブを目当てに多くの中国人観光客が訪れる一方、日本人の若者たちもその魅力に触れ、新たなカルチャーに興味を持つきっかけになっています。
このように、キャラクターやスイーツという共通の「好き」から始まる交流は、国を超えて人々を繋ぐ力を持っています。文化や言語の違いに関係なく、「可愛い」「美味しい」「楽しい」といった感情は、誰にとっても共通のもの。ラブブの店舗は、そんな共通体験を提供する場としても注目されているのです。
今後の展望にも期待
原宿店の成功を受けて、今後ラブブのスイーツショップが他のエリアにも展開されるのではないかという期待も高まっています。特に都市部や観光地への出店が予想されますが、今後は日本オリジナルグッズや限定メニューの展開なども期待されるところ。すでにSNS上では、「次はいつ行こう？」「このスイーツをインスタにアップしたい」といった声が多数寄せられており、継続的な人気がうかがえます。
また、日本国内にとどまらず、アジア各国あるいは世界各地での展開も視野に入っているとの声もあり、グローバルブランドへの成長も期待されています。
まとめ：人々の心をつかむ「ラブブ」の力
「ラブブ」が原宿にオープンし、大きな注目を集めている背景には、可愛いキャラクターの魅力はもちろんのこと、現代の若者文化が求める「体験型」のエンターテインメント性が見事にマッチしていることがあります。見た目が楽しい、食べて美味しい、共有して嬉しい——そんな感情がすべて詰まったスポットだからこそ、これほどまでの盛り上がりを見せているのでしょう。
日本のカルチャーにまたひとつ新しい風を吹き込んだこのスイーツブランド「ラブブ」。原宿を訪れる際には、ぜひ一度足を運び、その独特な世界観とスイーツの魅力に触れてみてはいかがでしょうか。きっと、心がときめく楽しい体験が待っているはずです。
