2024年6月20日、プロ野球界に衝撃が走った。オリックス・バファローズのスター選手、山本由伸投手（現ロサンゼルス・ドジャース）が、東京都内でフリーアナウンサーの鷲見玲奈さんと極秘に結婚していたことが明らかになった。このニュースは、スポーツ界と芸能界を跨いだビッグカップルの誕生として大きな話題を呼んでいる。
山本由伸選手は、1998年生まれの26歳。岡山県出身で、都城高校（宮崎県）から2016年ドラフト4位でオリックス・バファローズに入団した。プロ入り後は、その圧巻のコントロールとスピードを武器に急成長。特に2021年から2023年にかけては史上稀に見る活躍を見せ、数々のタイトルを総なめにした。最優秀防御率、最多勝、最多奪三振、沢村賞など、その活躍はまさに球界のエースの名にふさわしいものだった。
2023年オフ、山本はポスティングシステムを利用して米メジャーリーグ・ロサンゼルス・ドジャースに入団。契約金は日本人史上最高額の12年総額約3億2500万ドル（約465億円）という驚異的な数字だった。ドジャースでも注目の先発投手として活躍しており、日本人メジャーリーガーとしての新たな道を切り拓こうとしている。
その一方で、プライベートでは熱愛報道の少ない山本選手だが、しばしば週刊誌などで噂として挙がっていたのがフリーアナウンサー、鷲見玲奈さんの存在だった。
鷲見玲奈さんは1990年生まれ、現在34歳。岐阜県出身で、首都大学東京（現・東京都立大学）を卒業後、2013年にテレビ東京にアナウンサーとして入社した。テレビ東京時代には「ウイニング競馬」や「追跡LIVE！Sportsウォッチャー」など、スポーツ関連番組を中心に活躍。巧みな話術と品のあるルックスで人気を博し、アナウンサー界でも屈指の人気を誇った。
2019年にテレビ東京を退社後はフリーに転身し、女優業にも進出。ドラマやCMなどメディアでの露出も増え、活躍の幅を広げていた。その中でも常にアクティブで爽やかなキャラクターを維持し続け、女性ファンからの支持も厚い。
そんな二人が交際に発展したきっかけは、共通の知人を通じた食事会だったという。2021年頃から交際を開始し、長らく極秘交際を続けてきた。仕事上互いに多忙なこと、そして山本選手が米国メジャーへの移籍を控えていたこともあって、慎重に関係を育んでいたようだ。
そして2023年末、山本選手がドジャースとの大型契約を結び、新たな生活をスタートさせる中で、二人は入籍を決意した。関係者によると、すでに都内の区役所に婚姻届を提出し、結婚生活をスタートさせているとのこと。鷲見さんは現在も日本を拠点に仕事をこなしているが、今後は山本選手の拠点となるロサンゼルスとの二拠点生活を視野に入れているという。
山本選手の代理人を務める団野村氏によれば、今回の入籍については「ご本人たちの強い意思とタイミングが一致したため、非常に自然な流れでの決断だった」とのことで、すでに両家も公認、たいへん円満な結婚となったようだ。
周囲の関係者は「彼は非常に真面目で責任感の強い青年。メジャーという新しい舞台での挑戦に、鷲見さんの存在がきっと大きな支えになるでしょう」と語る。また、芸能関係者も「彼女も多忙な中で相手を理解し、信頼関係の中で支え合ってきた。すばらしいカップル」と称賛する。
メジャー一年目という大きな挑戦の中での結婚。私生活の安定は、アスリートにとっても成績に直結する重要な要素と言える。2024年シーズン、山本選手はドジャースのローテーションの一角として、数々の強打者を相手にマウンドで戦っている。その姿を、日本で見守る鷲見さん、そしてファンの存在が強力な後押しとなるはずだ。
この二人の結婚は、スポーツと芸能、それぞれの世界で活躍する人々のクロスオーバーとして、日本国内だけでなく海外メディアにとっても大きな注目の的だ。とくに山本選手が在籍するロサンゼルス・ドジャースは大谷翔平選手も所属しているため、日本人ファンにとって夢のようなチームとなっており、その中に“新婚”山本選手が加わることは話題性も絶大だ。
今後は多忙な日々が続くであろう二人だが、才能と努力、そして愛情で支え合う姿は、多くの人々に勇気と希望を与える存在になっていくに違いない。結婚はゴールではなく、人生を共に歩む新たなスタートライン。山本由伸選手と鷲見玲奈さん、この二人の門出を多くのファンが祝福し、その活躍に期待している。
