スウェーデン生まれのカンケンリュック、なぜJKに人気?
街中やSNSでよく見かける四角いフォルムと赤いキツネのロゴ――それが「カンケンリュック」です。もともとはスウェーデンのアウトドアブランド「フェールラーベン(Fjällräven)」が1978年に発売したこのリュック。最初は子どもの姿勢改善を目的として開発されましたが、いまや学生から大人まで幅広い年代に愛用されるファッションアイテムとなっています。
制服にもぴったりなシンプルなデザイン
女子高校生、いわゆる「JK」たちの間でカンケンリュックが人気を集めている理由のひとつが、そのシンプルかつ洗練されたデザインにあります。無駄のない四角いフォルム、豊富なカラー展開、そしてリフレクターとなるロゴマーク。どんな制服や私服とも相性が良く、通学リュックとしても活躍しているのです。
コンパクトでもしっかり収納
見た目以上の収納力があるのもポイントです。A4サイズがすっぽり入るサイズ感は、教科書やノートをたっぷり収納できるため通学にも最適。軽量かつ撥水性があり、耐久性にも優れているため、毎日の使用にも耐えうる頼もしい存在です。
写真映えも抜群!SNSでの広がり
カンケンリュックの人気を後押ししたのがSNSです。InstagramやTikTokなどでJKたちが自撮りやファッション投稿に使用する姿が話題となり、“おしゃれリュック”としての地位を確立。リュックそのもののカラーコーディネートやキーホルダーのアレンジなど、自己表現のツールとしても愛用されています。
環境配慮型のサステナブル製品
フェールラーベンは環境配慮にも積極的に取り組んでおり、カンケンリュックも一部モデルで再生ポリエステルを使用。若者の間で関心が高まっている「サステナブル(持続可能性)」へのアピール力も、人気の要因となっています。
時代を超えて愛される理由
機能性、デザイン性、そして時代のニーズに合わせた進化を遂げてきたカンケンリュック。流行に左右されないミニマルな美しさと実用性が、多くの女子高校生たちの心をつかんでいるのです。単なる流行ではなく「長く使いたい」と思わせるその魅力。それが、いまも変わらず愛され続ける理由ではないでしょうか。