6月22日、女優の板谷由夏さんが、都内で行われた「Sheraton Honey選手権 supported by ニュージーランド蜂蜜評議会」のPRイベントに登場しました。このイベントは、ニュージーランド産の高品質な蜂蜜を日本に広めることを目的としたもので、板谷さんは特別ゲストとして、新商品のプロモーションや試食を行いました。
美しくエレガントな笑顔で登場した板谷さんは、蜂蜜をテーマにしたトークセッションでも終始和やかな雰囲気を提供し、イベントに華を添えました。白を基調としたナチュラルなワンピースに身を包んだ彼女が語ったのは、自身のライフスタイルと、毎日の食生活への想い、そして自然由来の食材に対するこだわりでした。
「私は子どもたちと一緒に食べることを大切にしているので、できるだけ安全で、安心して口にできるものを選びたいと思っています。蜂蜜は自然の恵みですし、栄養価も高いので普段から取り入れています」と、二児の母でもある板谷さんは、飾らない言葉で話しました。
このように自然体でありながら説得力のある言葉を紡げるのは、彼女のこれまでの人生経験があってこそでしょう。
板谷由夏さんは、1975年6月22日、福岡県に生まれました。高校卒業後は福岡市内でOLとして働きながらモデル活動を開始し、1994年に雑誌『PeeWee』の専属モデルに抜擢されたことをきっかけに本格的な芸能界デビューを果たします。その後、1999年に映画『avec mon mari』で女優としてデビューし、映画・テレビドラマ・舞台と幅広く活躍するようになりました。
映画『サッド ヴァケイション』(2007年)、テレビドラマ『流星の絆』(2008年)、『Mother』(2010年)などで確かな演技力を発揮し、日本の演技派女優の一人として地位を確立していきました。また、長年にわたって情報番組『NEWS ZERO』(日本テレビ系)のキャスターも務め、報道の現場でも確かな存在感を示しました。女優業以外にもファッションリーダーとして知られ、ナチュラルで洗練された私服スタイルは多くの女性たちの憧れの的となっています。
私生活では、2007年にスタイリストの岩田アントンさんと結婚。2人の男の子の母親でもあり、育児と仕事を絶妙にバランスさせながら、等身大の女性像を体現しています。そうしたリアルな生き方が、今、大人の女性層を中心に共感を呼び、人気を集めている理由でしょう。
今回の蜂蜜イベントに話をもどしましょう。板谷さんは、ニュージーランド産の蜂蜜について「濃厚なのに優しくて、ふわっとした香りが広がる感じ」と表現。「パンに塗ったり、ヨーグルトにかけたりするのはもちろん、料理にも使えるので、これからいろいろ試してみたいです」と笑顔を見せました。
また、司会者から「忙しい毎日でも健康や美容のために心掛けていることは?」と尋ねられると、「とにかくよく食べ、よく寝ること。そして、がんばりすぎないこと」を大切にしていると明かしました。「予定を詰め込みすぎず自分の時間を大事にしていると、自然と調子が整ってくるんです」と、自らのリズムを大切にする板谷さんらしいアドバイスに、会場の観客もうなずいていました。
健康習慣として「朝、白湯を飲むこと」「できるだけ添加物を避けること」「旬のものを食べること」も取り入れていると話し、自然な食生活を心がけていることがうかがえます。
また、家族との食卓についても「なるべく時間を合わせて、みんなでごはんを食べるようにしている」とコメント。「忙しくても、食事の時間はコミュニケーションの場。子どもたちの話を聞いたり、学校であったことを教えてもらったり、すごく大切な時間になっています」と、家庭を大切にする一面ものぞかせました。
さらに、今回のイベントで披露された蜂蜜を使ったオリジナルドリンクの試飲では、「これからの季節、夏バテ防止にもぴったり!」と絶賛。同席したニュージーランド蜂蜜評議会の担当者も、「健康志向が高まる中で、自然由来のスーパーフードとして注目を集めています」と、蜂蜜の魅力をアピールしました。
ちなみに、ニュージーランド産蜂蜜の中でも特に有名なのが「マヌカハニー」です。高い抗菌性をもち、風邪予防や免疫力アップに効果が期待されるとして日本でも人気が高まっています。今回のイベントでは、このマヌカハニーの新商品ラインも紹介されました。
イベントの最後には、板谷さんが「家族みんなの健康のためにも、毎日の食事に自然な恵みを取り入れていきたいですよね。蜂蜜のように、甘くて体にいいものを、これからも上手に取り入れていきたいです」と笑顔で締めくくり、大きな拍手に包まれました。
これからも、女優として、母として、そして一人の女性として、自然体であり続ける板谷由夏さんの活躍から目が離せません。彼女のこれからの歩みに、ますます期待が高まります。